毎週日曜更新予定 警察官になりたい方を応援をしていますので、質問があれば答えられる範囲でお答えします。

治験に参加してみた(後編)

レッサー(オス)

え、ボクもう治験参加できないんですか?

その男が病室を去って行く姿は、これから売られていくドナドナの牛の様であった。

こいたんの証言より抜粋
こいたん

薬を投薬する数分前に医者に呼ばれると、強制的に治験終了になります。

今回は、治験についての具体的な流れを書きます。

目次

治験の募集サイトから応募する

治験は、病院からの依頼で、企業が仲介役になり、応募者に連絡を付けてくれます。

連絡は電話連絡であり、そこで治験に参加すための健康診断の日取りについて説明されます。

治験ジャパン(様々な条件の案件が多い)【公式】治験ジャパン | 業界最大級の治験のモニター募集情報が満載 (chiken-japan.co.jp)

VーNET(手ごろに参加できる案件が多い)治験情報V-NET (gogochiken.jp)

他にも治験のサイトは多々ありますが、サイト掲載されている案件が、他の治験のサイトでも掲載されているため、どのサイトを選んでもあまり変わりません。(仲介会社が結局は同じなため)

健康診断+説明会

治験によっては、健康診断日を指定する日から選べたりできます。

私が参加した治験は、健康診断+説明会の候補日はありませんでした。

この説明会では、治験に使用する薬の内容と、考えられる副作用の説明を1時間くらいされます。

次に、治験に参加するにあたって、やってはいけないルールの説明があります。

簡単に説明しますと、

説明会から治験終了(指定された日までが治験)まで禁止

「激しい運動」、「お酒」、「ビタミン剤」、「サプリメント」、「レッドブル等のエナジードリンク」、「リポビタンD系の栄養ドリンク」、「麻薬等の違法薬」、「常備薬」etc

PCR検査及び入院日当日

「指定された時間からは、一切の飲食禁止」、「当日はコーヒー等のカフェイン禁止」etc

他に大事なことが

「指定された日に、指定された時間内に病院に連絡する」こと

これは結構面倒で、つい忘れがちになります。

実際私も1度電話を忘れてしまい、病院から連絡があり、警告扱いを受けました。

(警告の内容によっては、報奨金が減額されます)

以上の説明と、健康診断(身長、体重、採尿、採血、心電図)が終わると、交通費を貰い、解散します。

※治験では、常に印鑑(三文判)必須!

健康診断の合否について

健康診断の結果が良ければ、参加できます。

結果の合否は、健康診断から1~2週間の間に、病院側から連絡があります。

この連絡で、PCRを受けるための細かい指示があり、指定された日時に電話することや、当日に印鑑を忘れないこと等が伝えられます。

PCR検査日

これは、治験が行われる病院まで行き、唾液を指定された容器に入れます。

(指定された時間になると、水、歯磨き、うがい、飲食が禁止になります)

PCR自体は、説明を含めると5分くらいで終わります。

(病院に着いたら、すぐに唾液を貯めておくことをオススメします)

PCRが終わると、交通費を貰い、解散となります。

入院日1日目

入院日の指定された時間に病院に連絡をし、治験参加できる旨を伝え、指定された時間に病院に行くと、パジャマ、飲料水(ミネラルウォーター)が貰え、指定されたベットに行き、床頭台(鍵付き)に自分の荷物を入れます。

ひと段落したら、採尿、採血を取り、血圧や体温を測ります。

その後、30分くらいのオリエンテーションが始まり、入院時の注意事項が説明されます。

注意事項については、

・消灯時(23時)には全ての電化製品が使用禁止で、携帯電話は消灯前に回収される

・投薬日はシャワーの使用禁止

・食事は必ず完食すること

・薬と飲む際は、指定されたやり方で飲むこと

・ミネラルウォーター(ペットボトル)は、無料で飲み放題だが、退院時には持ち帰ることetc

説明が終わると、後は自由時間で、病室でゲームや、携帯をいじったり、談話室でテレビや漫画(病院にはかなりの量の古い漫画あり)を見たり出来ます。

投薬日2日目

朝起きると、採尿、採血、体温、血圧、心電図、問診等が有ります。

そして、投薬が始まる数分前になると・・

ラマさん(メス)

〇〇さん、先生が呼んでます。

と、声を掛けらえる同室の若者。

レッサー(オス)

え!?もう治験参加できないんですか?

冒頭の流れに戻る

ペンペン(オス)

どういうことなんだ??

治験参加者は、健康診断の数値と、投薬開始のすれすれまでの数値から、厳選して選んでおり、治験に必要な人数+αを募集しているので、数値が悪いと、このように強制退場になります。(この場合は、1日分の協力費が貰えます)

こいたん

前泊しているのに帰されるのは、かなりの屈辱だわ

この数値を上げるためには、兎にも角にも大量の水を飲むことと、栄養バランスの良い食事を心がけることだと看護師の方は言っておりました。

さて、投薬が始まると、一時間ごとに採血を取るのですが、毎回針を刺すわけではなく、留置針をさすので、多少は苦痛を感じなく済みます。(留置針が腕に刺さっている違和感が半端ない)

投薬始まって約4時間は、座っていなければならず、寝ることは禁止。

※留置針を指す直前までに、布団に腕を入れる等をして、温めておくことを強くオススメします。

この日は、概ね9回ほど採血しました。

天国の3日目

この日は、採血も3回程しかないため、1日自由時間となります。

一時帰宅の4日目

この日で、一時帰宅になります。(参加した治験が3泊4日×2回)

2回目の入院も、1回目とほとんど変わりません。

唯一変わることと言えば、途中で強制退場の心配が無いことです。

今回は、おおざっぱに書きましたが、治験に参加してみて大変だと思ったことを3つ程挙げると・・・

次回のブログに続く!

本日も見てくれてありがとう!

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