ちょうど15年前の今頃、警察官の採用通知が家に届いた時は、最高の瞬間でした。
今日は、合格通知が届いてから、警察学校に入校するまでの期間、どう過ごしたかを話したいと思います。
合格通知を貰ったからといって、すぐに入校できるわけではない
2月に合格通知を貰い、入校したのが7月31日。
警察官の試験は、年3回あります。(春、夏、冬)
大学4年で試験を受けるなら、春の試験に受かることが一番ベストです。
何故なら、この時期に受かれば、コロナの様な特別な事件が無い限り、大学を卒業してすぐに警察学校に入校できるからです。
私は、春に受けた試験で落ちてしまい、

くっそぉぉぉ、受かれば最後の夏休みを満喫できたのにぃぃー
と、ハンカチを噛みながら、大学最後の夏休みを勉強で終えました。
何とか、夏の試験で無事合格できたわけですが、そこからがまた不安の日々でした。

それは何故かって??
合格通知には、
追って警察学校の入校案内があるため、待つように
との記載がありました。
どんな方法で連絡がくるかも、およその入校時期も分からなかったため、下手にバイトも出来ず、尚且つお金も全然無かったため、家でゲームしているか、図書館で本を読んでいるかの二択でした。
「この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO」というゲームを御存知でしょうか?
ゲーム機がセガサターンで、ジャンルがタイムトラベル系のライトノベルです。(今では、様々なハードでリメイクされております。)
膨大なストーリーに加え、当時大変珍しいゲームシステムを採用されており、慣れるまではとにかく難しい。
ですが、システムに慣れ、ストーリーが進んでいくと、どんどんのめり込んでしまい、時間を忘れプレイしてました。
そして、エンディングを迎えると、何故か涙が・・

これが名作と呼ばれるゲームなんだな
と、レビューの高さに納得しました。
(文字をひたすら読むのと、謎解きで、プレイ時間100時間超えは、中々ハードでした。)
肝心な入校案内の話ですが、入校する1ヵ月前(6月頃)に、入校案内状が郵送で届きました。
その後、1週間くらい経つと、自分の担当する教場(学校でいうところのクラス)の教官(警部補)から電話連絡があり、入校についての詳細を聞くことが出来ます。
入校の2週間くらい前になると、入校案内状に書かれた持ち物を、指定された大きさの段ボール2箱に詰め、警察学校に送ります。
大事なのは、「完全無地の白色下着一式と靴下」、「派手じゃないジャージ上下」、「ワンポイントが入っていない黒色靴下」、「運動用無地の白色Tシャツ」を必ず入れること。
関連記事にも書きましたが、何人もの同期が、助教官(巡査部長)から服装でNGをくらい、持ってきたのに使えない事態に陥り、他の生徒から借りる事態になるのです。
まぁ、この事態が同期間の絆を生むんですけどね(笑)
学校に到着すると、まず部屋割りを決められ、初顔合わせした同期と最初に話した内容が、
空白の期間どう過ごしていた?
でした。
色々な同期の話を聞いたところ、

俺は、海外旅行に行っていたよ

俺は、入校ギリギリまでバイトしてたよ

勉強していたよ
色々聞いてて一番羨ましかったのが、海外旅行に行っていたという同期の話でした。
警察社会に入ると、海外旅行に行くための決裁(許可)を取るのが面倒で、尚且つ長期の休みも取りずらいため、
金を借りてでも旅行に行っておけばよかった
と、当時は後悔しました。
警察学校という、外の世界から完全に封鎖された環境では、想定外のことが多々あり、それ乗り越えるための訓練の場所である
という認識でいてもらえると、間違いないと思います。
私も愛用しているメーカーで、オンスが高いので、汗に濡れても乳首が浮きにくいです。
学校では、屋内プールで水難事故を想定した人命救助の訓練があるため、水着は必須となります。
全ての男性警察職員が履いていると言ってもいいくらいの必需品。
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