私が、警察学校に入って一番最初に先輩にお願いしたことですが、

お前はバカか、そんなことを最初から考えていたら、本当に始末書を書く結果になるぞ。
と、気合(怒られることを指します)を入れられました。
なぜこんなことを聞いたかといいますと、

警察学校の生活は、めちゃくちゃ厳しくて、始末書を書かされることも多いから、あんまり気にするな
と、その先輩が言っていたため、

どうせ書くなら、早いうちに書き方を先輩方に聞いとけば、いざ書く時に困らずに済むぞ
と思い、

何か、これからの学校生活で質問ありますか?
と、先輩が聞いてきたため、
聞いた次第であります。
ちなみに、私は学校では始末書を書かずに乗り切ることができ、胸を撫でおろしました。
(現職の時は、仲間のミスで、連帯責任で書いたり、自分のミスで書くことはありました。)
日々の生活では、どうしても言い訳をしなければならない場面があり、相手を納得(安心)
させなければならないことがあります。
そんな時、私がよく使う言い訳術をお伝えしたいと思います。
今回は、遅刻しそうになった時に使う言い訳に絞ります。
す、すいません。家のカギを鍵穴に差しっぱなしで出てきちゃって、今気付いて戻っているので到着が遅れます。
この言い訳を使う時は、本当にあせっていて、ヤバイんだといった雰囲気を出すために、
早口でしゃべれば、相手に緊張感が伝わって信憑性が増します。(一人暮らしの場合に限る)
す、すいません。お腹が痛くてトイレに入っていて、到着が遅れます。
このワードは、色々なビジネスの本にも書いてある、遅刻する時の常套句であるため、
スマートに事を進めたい時にお勧めです。
(私がやっていた手として、トイレの個室に入って、水を流す音を電話越しに聞かせていました)
私は、14年間で寝坊したことは3度ありますが、遅刻しても15分~30分とかの話だったので、
上記の言い訳で乗り切ってました。
しかし、3回の内1度だけ、言い逃れが出来ないくらいの遅刻をしてしまいました。
時間にすると、2時間ほどの遅刻です。
そんな時の、会社に向かう電車の車内では、本当に生きた心地がしませんでした。
そんな私が考え出した言い訳の答えはこれでした。
すいません、寝坊しました。本当にすいませんでした。今後この様なことが無い様気を付けます。
余計なことは言わず、簡潔で正直に話す手です。
このポイントは、大きな声で、相手から質問を受けつけない気迫で、頭を下げることです。
何故なら、上司に「なぜ寝坊したのか」を質問されると、
回答次第ではさらに追い込まれる状況になるからです。
(無難なのは、目覚ましをかけ忘れた、目覚ましを止めて2度寝してしまった等)
この時は、正直に話したのが功を奏し、被害(報告書やら謝罪回り等)が最小限で済みました。
今のは、私の体験談ですが、
職場の上司で、勤務が午前8時半から始動の時、その上司が到着したのが午後16時頃でした。
私は、

この上司、どんな言い訳で乗り切るのだろう
と思って、一部始終を観察していると

すいません。仕事だってことをすっかり忘れてました。
と、回答。

うわ、よくもまぁそんな嘘をつくな
と、思いました。
何故なら、仕事が始まった時から、
ずっと、職場から上司の携帯やら自宅に電話を掛けていたからです。
その回答を聞いた管理職の方も、怒り心頭。
結果、遅刻した上司は、始末書を取られました。
ミスをするのは、仕方のないことです。
その時に、どう立ち振る舞うで、その人の器が分かってしまいますので、
私を含め、皆さんも上手く立ち回れるといいなと思います。
ピンチをチャンスに変えましょう