ズバリ!「風の谷のナウシカ」でしょう。

最近、こいたんが読んだ漫画の中で、皆さんにお勧めしたいのが、この漫画です。
風の谷のナウシカを読んで感じたことを抽象すると
- 再生
- 愛
- 醜悪
でした。
ここまで読むと、何のこっちゃと思いますので、風の谷のナウシカの魅力について書きたいと思います。(ネタバレになる所は、隠して表示しております)
劇場版でやった内容は、全7巻中2巻分までの内容
1984年に、風の谷のナウシカは劇場版アニメとして上映されましたが、原作は1982年にアニメージュという雑誌にて連載が始まりました。
連載の経緯については、宮崎駿監督が1979年に作成したルパン三世カリオストロの城の興行収益が振るわなかった影響で、仕事が無い状況が続き、そんな宮崎氏を助ける形で、連載の話が持ち上がり1982年から連載が開始しました。
その後、1984年に劇場版風の谷のナウシカが公開されると、大ヒットし、仕事が増えたため、連載に割く時間が取れなくなり、4度の中断期間をしつつも、1994年に漫画版風の谷のナウシカは完結しました。
劇場版公開から12年経過したと思うと、長く感じますね。
劇場版と漫画のキャラクター設定が違います
私が大きく驚いたのが、ナウシカとクシナの関係でした。
劇場版ですと、敵対関係にあるわけですが、漫画版ですと、お互いが信頼を置いている仲間の関係で描かれています。
そして、クシナの生い立ちにも壮絶なストーリがあり、辛い立場なのにも関わらず、気丈に立ち振る舞っている姿は、ぐっとくるものがあります。
他にも、劇中には登場しないキャラクターや、世界設定などがあるため、漫画版は少し違う物語になっております。
オームや、腐海の謎がはっきりと描かれている
このポイントが、コロ中の今、見てほしいと言ったことに繋がります。
私がこの漫画を読もうとしたきっかけは、ある本屋に
「これは今見るべき漫画」
と、ポップが貼られていたことから始まりました。

え??風の谷のナウシカ?
なんでこれが今見るべき漫画なんだろ?
と思ったため、即グーグルで調べました。
そしたら、私が上記に書いた内容に近いことが書かれていたため、気になり購入しました。
そして、買って更に気になったことがありました。
それは、漫画の紙の素材が今の漫画で使われている素材と違い、色がついており、少し粗いのですが、それが逆に味があると感じました。(最初、自分のだけ不良品なのかと思い焦りました)
最後に
7巻と短いながらも、話の内容が濃厚で、数多くの個性ある登場人物や、物語の説明が詳細であることから、作品に没頭してしまい、こんなことを思いました。
今の社会情勢は、コロナという汚染のため、自粛を強いられていますが、この状況を最悪の形にすると、ナウシカの様な世界になってしまうのではないかと。
アルプスの少女ハイジ、未来少年コナン等、宮崎駿監督が受け持った長編アニメーションは大変評価が高いため、風の谷のナウシカも長編アニメでやって貰えたら、嬉しいなと思っております。
この記事を見て、風の谷のナウシカを漫画で見てみたいと思った方がいれば、嬉しいです。